次のステージへ
今年はひたすら全力疾走しながら、その一方でこれまでにないくらい、自分と向き合っている感じです。
多かれ少なかれ、人はいろいろなルールに縛られていると思うけど、私も例にもれず、気がついたらたくさんのマイルールと言う鎧でガチガチに拘束され、拘束されつつも、鎧に守られていると言う安心感で、これまで生きてきたような気がします。
完璧でなくてはならない。
完璧な私は1人で何でもできるはず。
強くなければいけない。
リーダーらしくなくてはいけない。
苦労しなければ成功できない。
女らしく綺麗でなければいけない。
何でも知っていなければいけない。
長所はあって当たり前、欠点を直せない私はダメな人間。
太ったらクズ。
ドMか?ドMだね。
完璧を求める自分が完璧でないことへの罪悪感や劣等感、嫌悪感、自己否定に無価値感、依存せずにはいられない自己肯定感の低さ。
そして、それ故の他人への嫉妬や妬み僻み、怒りと攻撃、虚しさ。
なのに、自虐的であるほど、どこかで安心しているのはなぜだろう。
自分を罵ることでほっとしてしまうのは何故だろう。
自分を責めずにいられないのはなぜだろう。
答えはなんとなくわかっているけど、それをきちんと消化するのには時間が必要なんです。
これまでのいろいろな経験を掘り起こし、一つ一つ感情を細かく分析して、追体験して消化して行く作業。
長い道のりだけれど、次のステージに移るには、こえなければいけない壁なのはわかる。
これまで見ないふりして先延ばしにしていたものが、やらざるを得ない状況になったと言う意味で、今年はとても良い年なのかもしれません。
数年後に振り返った時、あの時、そのチャンスが来て本当によかったと、それがきっかけだったんだと、そう思える自分であることを、願ってやまない。